「このままでいいのか」と迷いながら、実家の庭の剪定をしました。
小さいながらもきちんと作られた庭で、松や紅葉があり、昔ながらの落ち着いた雰囲気があります。
垣根はサザンカで、冬になると赤やピンクの花が次々に落ち、地面がじゅうたんのようになります。
母はその花を、毎朝ほうきで掃くのが昔からの習慣です。
ただ最近、気になっていたことがありました。
実家は裏のお宅より少し高い位置にあるため、サザンカの花が風で裏のお庭に落ちてしまうことがあるのです。
以前から申し訳ない気持ちがあり、何とかできないかと考えていました。
本当は、垣根をやめてフェンスにすることも検討しました。
ですが見積もりは約80万。
これから母がどれくらい自宅で暮らすのか分からないこと、将来グループホームに入る可能性もあることを考えると、このタイミングで大きな出費をする決断はできませんでした。
そのため今回は、ケアマネージャーさんに紹介していただいた植木屋さんにお願いすることにしました。
費用は庭全体で66,000円。
裏側のサザンカは強剪定をしてもらい、少しずつ内側に寄せていく方法で対応することになりました。
一度に大きく変えるのではなく、今できる範囲で整えていく。
そんな選択です。

裏庭のサザンカの垣根の写真です。
本当は剪定前の写真を撮っておけばよかったのですが、すっかり忘れてしまいました。
それでも、剪定後の庭は風通しがよくなり、見た目もすっきりして、気持ちまで軽くなりました。
母にとって、サザンカの花を掃くことは長年の習慣であり、日々の役割でもあります。
その役割を残しながら、負担や周囲への影響を少しずつ減らしていく。
これからの暮らしを考える中で、「ちょうどいい形」を探すことの大切さを改めて感じました。
一方で、庭のことを考えていると、もう一つ感じることがあります。
義実家の庭も、以前は、広く、日本庭園のように整えられていましたが、ここ数年は手入れが難しくなり、一度大きく剪定をしたことがありました。
ただ、その後の管理については、家族それぞれの考え方や状況もあり、なかなか思うようには進んでいません。
実家のことは自分が動けば進められることも多いですが、義実家のことはそう簡単にはいかない。
同じ「親の家」でも、立場によって関わり方が違うのだと感じます。
どこまで関わっていいのか、そのバランスが難しいと感じることもあります。
実家のこと、義実家のこと。
それぞれに向き合いながら、これからも無理のない形を探していきたいと思います。


コメント