認知症の母の病院を変えました。
その経緯については、以前書いたこちらの記事にまとめています。
認知症の通院先を見直した理由|薬の変更提案に感じた違和感と家族の判断
これまで通っていた病院から紹介状と脳MRIデータをいただいていたので、それを持って新しい病院へ。
今回は、
・胸のレントゲン
・心電図
・血液検査
・認知症検査(長谷川式とMMSE)
・身体機能(反射機能など)の確認
など、しっかり診ていただきました。
先生はとても穏やかな方で、母にも優しく話しかけてくださり、母も落ち着いた様子で診察を受けていました。
時々、中国地方の言い回しをされることがあり、広島出身の母には馴染みやすい雰囲気だったと思います。
検査結果自体は、以前の脳神経外科や介護認定調査の時と大きくは変わっていませんでした。
だからといって、今回の受診に意味がなかったわけではありません。
むしろ私にとっては、検査結果そのものよりも、その後の説明がとても丁寧で分かりやすかったことが印象に残りました。
こちらからも質問しやすく、母のこれからの暮らしについて、理想と現実の両方を考えるきっかけになりました。
母の状態は、「施設入居を考えてもよい段階」ではあるそうです。
ただ、
「お母さまは、まだ施設には入りたくないお気持ちが強そうですね」
とも言われました。
母の性格や気持ちまで見ながら話してくださっていることが伝わってきて、ありがたく感じました。
今、私が一番気になっているのは、母が一人の時にきちんと食事がとれているか、ということです。
そのことを相談すると、
デイサービスとデイケアをうまく利用して食事の機会を増やすことや、
母の住んでいる地域で利用できるデイケアのある病院を探してみましょう、と提案してくださいました。
デイケアは医療機関に併設されているため、どこにでもあるわけではないそうです。
また、私自身はまだあまり気にしていなかった薬の管理についても、
「今はできていても、早めに準備しておいた方がいいですよ」
とアドバイスをいただきました。
特に印象に残ったのが、
「できなくなってから変えるのではなく、できるうちから準備しておくことが大切」
という言葉です。
介護というと、つい“今困っていること”に目が向きがちですが、少し先を見据えて準備することも大切なんだなと感じました。
また、母の土地や家のこともあり、家族信託について少し相談しました。
詳しくは別の記事で書こうと思いますが、
「こうした手続きは、判断能力があるうちでないと難しくなります」
とのことでした。
この件については、来月母と一緒に司法書士事務所へ相談に行く予定です。
まだ理解できることも多く、感情もしっかりしている母。
少しでも長く自宅での生活を続けてほしい気持ちがある一方で、一人の時間が多いことへの心配もあります。
だからこそ、今のうちから少しずつ準備をしていくことが大切なのかもしれません。
そんなことを改めて考えた受診になりました。

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