義母がグループホームに入居して、3ヶ月が経ちました。
今も夫は、週に1回ほど義母に会いに行っています。
病院への付き添いをしたり、近くへドライブに出かけて一緒にお昼ご飯を食べたり――。
入居前と変わらないペースで関わっていることもあり、義母自身も「生活が大きく変わった」という感覚は、あまりないのかもしれません。
私たちも時々、
「グループホームに入ったことを、どこまで理解しているのかなぁ」
と話すことがあります。
家の前を通った時の、義母のひと言
先日、お昼ご飯を食べた帰り道。
以前住んでいた家の前を通ると、義母がふと、
「あー、うちだ。しばらく行ってないわぁ」
と言いました。
夫が思い切って、
「行きたい?」
と聞くと、
「んー、でも、色々しないといけないからねぇ」
との返事でした。
その言葉を聞いて、家での一人暮らしは、義母にとって思っていた以上に負担が大きかったのかもしれない、と感じました。
掃除、洗濯、食事の準備――。
出来ないことは増えてきても、気にせず楽しそうに過ごしていた日常も、少しずつ大変になっていたのでしょう。
「家に帰りたい」とは言いませんでした。
その姿に、今の暮らしが義母に合っているのかもしれない、と少し安心した気持ちになりました。
グループホームでの生活の様子
スタッフさんやケアマネジャーさんから、義母の普段の様子を聞かせていただいています。
「お母様は最初からとても自然に馴染まれていました。
食事の準備を手伝ってくださったり、お花の水やりや手入れをされたり、ずっとここで暮らしていたように過ごされています。」

「仲の良い利用者さんもできて、よく一緒に過ごされています。」
ただ、義母に聞いても「そうだったかしら?」と覚えていない様子です。
それでも、毎日顔を合わせる中で、自然と一緒に過ごすことが多い相手ができてくるのかもしれません。
「夜間のお手洗いは転倒の不安があるため、注意して見守っています。」
義母らしく過ごせている様子が伝わってきて、本当にありがたく感じています。
部屋に飾られていた、義母らしい空間
義母の部屋へ行くと、テーブルの上にはお気に入りの猫の飾りと、母の日に贈ったプリザーブドフラワーが飾られていました。

その小さな空間からも、穏やかに暮らしている様子が伝わってきます。
夫とは、
「もう少ししたら、一度家に連れて帰って過ごしてみてもいいかもしれないね」
と話しています。
無理をせず、でもこれまでの暮らしとのつながりも大切にしながら――。
義母にとって安心できる毎日が続いてくれたらと思います。
まとめ|「帰りたい」と言わなかった義母の気持ち
もともと、義母をできるだけ自宅で過ごさせてあげたいという思いがありました。
そのため、グループホームへの入居は、家族にとっても大きな決断でした。
私は実家の母の介護に通っており、義母のところへは主に夫が通っていましたが、仕事柄出張も多く、1週間ほど会いに行けない時もありました。
現実的に、義母の安心と安全を考えての決断でしたが、今は、穏やかに新しい生活に馴染んでくれていることに、心からほっとしています。
「帰りたい」と強く言わなかったこと。
自然に周囲の人と関わりながら過ごしていること。
その姿を見ていると、“安心して暮らせる場所”ができたのだと感じます。
私たち家族も、誰かが義母を見守ってくれているという安心感があります。
家で介護していた頃は、つい口調が強くなってしまったり、先回りして世話を焼きすぎてしまったりすることもありました。
でも今は、違います。
面会に行った時も、
薬は飲めているか
入れ歯はちゃんと洗えているか
洗濯物がたまっていないか
そんな日々気になっていたことをグループホームに安心してお任せできています。
そのおかげで、私たち自身にも、気持ちの余裕が生まれました。
義母と穏やかに話したり、優しく接したりできる時間が増え、会いに行く時も「今日は何をして楽しく過ごそうか」と考えられるようになりました。
今は、グループホームの方々にも支えていただきながら、義母が穏やかに笑って過ごせる時間を大切にしたいと思っています。
義母がグループホームに入居した時のことはこちらに書いています。


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